ご利用について
対象者・期間
対象者
企業を含めた学内外の研究者、技術者の方の利用が可能です。
期間
本支援は年度単位(4月1日~3月31日)で実施しております。年度途中からの申請も可能です。
支援内容

本拠点では、学内外の研究機関や企業に対して、技術相談、技術代行、技術補助、機器利用、共同利用・協力研究、データ利用の支援を提供しています。
計測・分析分野
超高圧電子顕微鏡センターを拠点とし、透過型電子顕微鏡(TEM)などの高度な解析装置を用いて、材料やデバイスの微細構造解析を支援します。
ナノスケールでの構造評価や特性解析が可能です。
加工・デバイスプロセス分野
産業科学研究所において、電子ビーム描画装置や各種リソグラフィ装置を活用し、ナノ・マイクロスケールの微細加工技術の提供と支援を行っています。先進的なデバイスや構造の作製が可能です。
物質・材料合成プロセス分野
産業科学研究所内で、薄膜作製装置や各種合成装置を用いて、新規材料やデバイスの開発に必要な分子・物質の合成支援を提供しています。多様な材料の創製と評価が可能となります。
ご利用の流れ
ARIM事業では、「データ構造化システム(RDE)」にデータ登録をしており、データ登録には、NIMSが提供するデータ基盤(DICE)アカウントが必要となりますので、DICE利用申請からDICEアカウントの登録をしてください。
利用申請の際は、DICEアカウントに登録された電子メールアドレスをご記載ください。
データ非提供の方は、DICEアカウントを作成する必要はありません。
支援利用申請書をご提出ください。
申請内容を確認後、大阪大学ARIM管理運営委員会にて、審査を行います。
支援利用申請の可否についてはメールでご担当者様にご連絡いたします。
機器の利用に際しては、事前に施設利用者説明会の動画をご覧いただきます。
その後、誓約書をご持参の上で安全講習およびオペレーショントレーニングを受けていただきます。
※誓約書はこちらからダウンロードしてください。
装置ご利用後、RDEへログインし、データを登録してください。
詳細につきましては、データ登録のご案内をお送りいたします。
ご利用料金に応じた請求書を送付させていただきます。(一部の学内利用者は予算振替)
請求については、基本的に3カ月ごとです。
※ 年度後半は、分野により異なった期間での請求となります。
ご利用後は、ARIM利用報告書専用のWebページにて、必要事項をご入力のうえ、利用報告書をご提出いただきます。
提出された報告書は原則として公開されますが、論文発表や特許出願などの理由がある場合は、最長で2年間、公開を猶予することが可能です。
ご利用申請と料金表
申請方法と料金はそれぞれの分野で異なります。
下記詳細ページをご確認ください。
データ提供について
ARIM事業では、共用機器等から創出されたデータ等を事業のシステムへ登録することで、複雑なファイル構造をもつデータや多量のデータであっても、見つけやすく、すぐに使えるデータ構造に変換します。
構造化されたデータは、事業参画機関で共通したデータ形式にそろえたデータセットとして蓄積されます。データセットは煩雑な前処理なしに機械学習などにすぐにご利用いただけます。
蓄積されたデータセットは、事業で定められた一定期間の後に、事業が認める第三者へ原則として有償で共用します。共用は非営利・非商用とし、学術および研究目的に限定することで、日本のマテリアル革新力の強化に資することを目的とします。
詳細はデータ共用についてのページをご参照ください。